前回のブログで、1997〜1999年頃、アニメ方面の仕事の割合が増えてヒーローショーをやる回数が減った話を書きましたが、もう1つ、その頃集中して取り掛かっていた事がありました
『ボイスラッガー』デス

1992年に石森プロから独立直後から連載していたバンダイの月刊誌『B-CLUB』のお隣りさんでもあり(田中公平先生と一緒
)、カラオケ友達でもあった吉田古奈美(現・小南美)ちゃんと『美少女戦士セーラームーン』の「ちびうさ」でもお馴染み荒木香恵(現・香衣)ちゃんのアルバム『Amitie』(1996年)のレコーディングに参加させて頂いた時(CDドラマの中で宴会をしている設定で、ナント、初ソロで『科学戦隊ダイナマン』&『宇宙刑事ギャバン』を歌っています

)、担当したKディレクターと意気投合し、いろいろ話してたら、その方が1995年に発売されたアルバム『とうきょうデンキKIRAKIRA ~THE COVERS~』(水谷優子ちゃん、折笠愛ちゃん、ころおぎさとみチャン、小林優子ちゃん、篠原恵美ちゃん、高田由美ちゃん、かないみかチャン、平松晶子ちゃん、西原久美子ちゃん、深見梨加ちゃん達、これまた仲良しの声優さん達が、それぞれが大好きなアニメソングを歌うという、ファンには堪えられない企画で、僕も楽しんで聴いてました


)のディレクターだったという事で更に話題が盛り上がり、特撮大好きな声優さんが歌う特撮ソングのアルバム企画から、Vシネマへの企画となり、気が付けばその場で「声優が変身する特撮Vシネマ」の企画へと発展したのデス



そして翌1997年7月、僕の所に直接石ノ森章太郎先生から「チョット家へ来てくれ
」という電話を頂いたので、桜台のご自宅へ行くと、当時の石森プロの主要スタッフが勢揃いしていて会議が行なわれる事に

すると先生が、「今後分からない事があったらO野に相談してな……」エッ、どういう事
と、チョット驚きましたが、たまたま新しい企画について話題になったので、『ボイスラッガー』の前段階の企画(実はこの時、ほぼ企画は頓挫しかけていました


)を先生にお話したら、「声で変身ていうのが面白いな
ヨシ、俺が原作になるからいろいろ進めてみろ
」という有難いお言葉


帰宅後、すぐにKさんに電話

石ノ森章太郎原作という企画で進めたら、没寸前のVシネマ企画が深夜の特撮アクションテレビ番組企画として蘇ったのデス

しかし、我らが石ノ森先生は1998年1月28日、還暦を迎えた直後に旅立たれてしまいました

あの日、『ボイスラッガー』の原作を引き受けて下さった日が今生の別れになるとは夢にも思っていませんでしたが、ただ、別れ際に「O野、石森プロの後輩達をよろしく頼むぞ
」と言われ、その時は「なぜ先生はあらたまってそんな事を言われるのだろう
」と思っていましたが、先生は同じ頃、親友の藤子不二雄Ⓐ先生とさいとう・たかを先生だけに、ご自身のご病気の事を伝えていたと後から知りました


でも、その時現場で一緒だった後輩の常務や早瀬マサトさん達から、「先生の遺作として完成させましょう
」と全面的に協力して頂いて、番組タイトルも「声を放つ者」という事から、「ボイス」+「スラッガー」=『ボイスラッガー』と、小野寺章社長が命名して下さり(『氷河戦士ガイスラッガー』と似た語感も石ノ森テイストでした

)、後は皆さんの知るところデス





で、これまた前回のブログでも触れましたが、1997年の『ロボネーションライヴ』から始まるムーブメントにより1999年の『アニメジャパンフェスティバル』では、「ライヴ2Days2」に進化し、「1日は『スーパーロボット魂』、もう1日はどうしよう
」とバースデーソングの社長から相談を受けた時、「そりゃもう、1も2もなく特撮ソングのライヴ『スーパーヒーロー魂』でしょう
」と力強く進言させて頂いて、遂に特撮ヒーローライヴのパイオニア『スーパーヒーロー魂』が誕生し、さらに我らがささきいさお御大が、『秘密戦隊ゴレンジャー』『ジャッカー電撃隊』以来、四半世紀以上の時を超えて『特捜戦隊デカレンジャー』のエンディングを歌われるという事で、東映さんやコロムビアレコードさんの協力も得て2004年、満を持して『スーパー戦隊魂』誕生


当初は一年おきの開催でしたが、多くのファンの方達からの熱い要望もあり、本来開催しない年に『海賊戦隊ゴーカイジャー』が放映された事もあり、その年(2011年)から毎年開催となりましたが、コレが……
今年2021年が特撮ヒーロー界にとってはあらゆる点でエポックメイキングな年である事は特撮ファンには周知の案件ですが
則ち、『ウルトラマン誕生55周年』『仮面ライダー誕生50周年』『スーパー戦隊シリーズ45作品』(中でもこのシリーズは、今年の『機界戦隊ゼンカイジャー』は基より25作目の『百獣戦隊ガオレンジャー』然り、特に35作目の『海賊戦隊ゴーカイジャー』等はその最たるものですが、「〇5作」というように「5」の着く年に「お祭り」がある傾向が



)、その年に『スーパー戦隊魂』も「15回目」の節目を迎えます





さて、一体今回は何が飛び出すのでしょうか
実は昨日、リハーサル初日を行なって来ました
トンデモナイ事になってます





で、年内一杯で長年お世話になったZeppTokyoも閉鎖されるので、我々『魂ライヴファミリー』でステージに立てるのもファイナルZeppTokyoとなります


是非、皆さんにもこの瞬間に立ち会って頂けたらと思います



モチロン、遠方の方や「まだライヴに行くのは……」という方の為には、オンライン配信もあります(しかも「GoToイベントキャンペーン」で20%オフ

)ので、是非、ぜひ、ゼヒ〜〜




では、今日はこれからリハ2日目に行って来ま〜す


