前回、「#あなたの戦隊はどこから」という事で、初めてスーパー戦隊シリーズのキャラを演じた時の写真をUPしたら、沢山の「いいね!」を頂きました
有難う御座いますm(_ _)m それで、そのきっかけとなった周辺の「#あなたの戦隊はどこから」のツイートの中に、「はじめての落っこち」というタイトルで、このブログでもお馴染み、生ホッピーの会会長
……、もとい、造型プロデューサー・若狭新一さんが『秘密戦隊ゴレンジャー』でアオレンジャーと戦い、バリタンクの上から落っこちてる映像を拝見

で、その時に「僕のはじめての落っこちっていつだろう
」といろいろ考えたら、やっぱりこの時でしょう





1981年11月22〜23日、静岡県清水市にあった狐ヶ崎ヤングランド遊園地(後にボウリング場)で開催された『SBSチビッコ祭り』の『仮面ライダースーパー1ショー』


SBS=静岡放送では、その頃夏に『フェスタしずおか』というイベントを開催して、毎年大野剣友会の皆さんが実際に行ってビッグショーをやってましたが、この時は、ウチの事務所=Mプロジェクトが担当しました

ビッグショーなので、スーパー1を2体、戦闘員も通常の4体ではなく8体分持って行き、1体はジェットコースターから落とすようにマネキンに着せたり、さらに実際にテレビの撮影でバイクスタントを担当しているスリーチェイスの谷澤実さんが、もう1体のスーパー1としてブルーバージョンを駆りウィリーで登場し、僕達がステージで絡むというバイクアクションもやったり、大野剣友会の伊東勇治さん(『10号誕生
仮面ライダー全員集合
』の時にも大変お世話になりました
『アンドロメロス』のジュダも担当
)やワールドアクションの奈良光一さん(『ウルトラマン80』や『プロレスの星 アステカイザー』のアクションでもお馴染み

)にも助っ人で来て頂いて派手にやりました






この時のメインのスーパー1は、カネゴンこと金田憲明君
当時はウチの事務所で一緒にやってて、この後新堀和男師匠の所に弟子入りし、『巨獣特捜ジャスピオン』『時空戦士スピルバン』『超人機メタルダー』『世界忍者戦ジライヤ』の毒斎『機動刑事ジバン』『特警ウインスペクター』のバイクルと、メタルヒーローシリーズでの大活躍は、特撮ファンの知るところですネェ〜







で、初日22日は、ステージ横にあったプールの「大滝すべり」(巨大なウォータースライダー)の天辺までドグマファイターが走り回ったり、ジェットコースターでスカイライダーと絡んだりしたのですが、コースターがステージから遠くて、観客から見辛いという事で、2日目は、急遽社長の鶴の一声で、「オォ〜ッ、ステージ横の流れるプールに上から落ちるか〜、吉田〜
」こういう危険なスタントの場面になると真っ先に指名されるのが先輩の吉田信一さん
それもそのはず、日体大出身の吉田さんはその身体能力に加え、努力家で様々な技術を会得しており、当時、既に大野剣友会の助っ人として8人ライダー、9人ライダーのアマゾンを演じたり、剣友会の上田弘司さんが忙しい時はトランポリンカット等も熟し、その後、新堀さんの事務所を経て、JACに入団した時は、大葉健二さんと並んでミュージカルで千葉真一さんの吹き替えスタントを務めたり、さらに晩年は武神館創設者にして戸隠流忍術第34代目・初見良昭先生の下で忍術迄学び、和希政幸の名で武神館士導師として活躍されましたが、その吉田さんから、「大野君、一緒に落ちようヨ
」と言われ、初めて高所からの落っこちを決意したのでした



社長は一言、「オォ〜ッ、大野も落ちるか〜
危ないから足から行け
」 いくら自分がやらないからって、あまりにも無謀です

高さおよそ9mから腰までの深さ(80cm)の流れるプールに飛び込むのに、足から行けとは

モチロン、社長の言う事など1ミリも聴かず(爆)、吉田さんの「ギリギリまで下を見て『ここだ
』って所で頭を入れると全身で着水出来るから

」のアドバイスだけを信じて飛び込みました



その辺りのエピソードについては、拙著『ライダーキックは痛かった』『ショッカーO野の熱血ヒーロー日記』にも記してありますが、写真はコレが本邦初公開デス


出番の終わった谷澤さんが撮って下さいました


実際には2枚の写真だったのですが、アルバムに貼る際にスペースの都合で2枚を合わせました

TOPの写真で右のジンファイターが吉田さん、左のファイターが僕、真ん中の怪人が岩泉芳武さん(『ウルトラマン80』や『仮面(スカイ)ライダー』の偽スカイライダーや最終回のXライダー、劇場版『仮面ライダースーパー1』のスカイライダー他)で、まず、ステージでファイターたちを蹴散らしたカネゴン=スーパー1が、「チ〜ェンジ、エレキハンド
エレキ光線発射
」とポーズをとると、ステージ横から針金に沿って僕の足下のすぐ横迄伸びた速火線(ストロンガーの「電ショック」の時などに使われる火薬=「ショッカー線」って呼ぶ人も居た

)の火が「シュバシュバシュバシュバ……」と空中を走り、僕の目の前に仕掛けた爆竹が破裂し、その音で全観客が注目する中、「キィィ〜〜〜〜〜ッ
」という絶叫と共に僕が落ちます(写真右側)



「オオオオ〜〜〜〜〜ッッ

」落ちた瞬間、観客席からどよめきの声が聴こえてきました
すると今度は、残った2人の背後にスカイライダー(奈良さん)が登場し、立ち回りをした後、吉田さんが落ち、更に怪人の岩泉さんが落ちる(写真左側)


もう、観客達は拍手喝采でした





後で聴くと、静岡県内の遊園地関係で、1度に3人も落っこちをやったチームはなかったそうで、この日の経験が僕にとっても自信に繋がり、以降、撮影でもショーでも落っこちをやらせて頂くようになりました



映像だと『10号誕生
仮面ライダー全員集合
』のV3とのトラックの屋根での立ち回りや『宇宙刑事シャリバン』最終回のイガ星の戦士・ジャック(演じてた上田大火さんはTACの社長
)とのコンテナでの立ち回り等で確認出来ます


