連休２日目の８日は、仕事で『スーパーフェスティバル』の会場である科学技術館へ
昨年公開され、大ヒットした劇場映画『シン・ゴジラ』や、沢田研二さん＆菅原文太さんの熱演とＪＡＣのアクションが印象に残る映画『太陽を盗んだ男』の撮影場所でもある科学技術館ですが、僕が初めて此処を訪れたのは高校生の時で、当時、『宇宙戦艦ヤマト』の人気から巻き起こったアニメブームで、いろんなアニメイベントが各地で行なわれていた中、ミッチこと堀江美都子さんのミニコンサートがあるというので、横浜から同級生と観に来ました
その時、コンサート途中のＭＣで、「先日『紅三四郎』のカラオケテープ（オープンリールでした）が見つかったので、今日はレコーディング以来、約１０年振りに歌いますネ
」と、ミッチが歌ってくれたのですが、音源に掛け声が入ってなかったので、榊原郁恵親衛隊で培った‟掛け声魂”（爆）に火が付き、「ヤァ〜ッ
オォ〜ッエイッ」とやってたら、その後ミッチが、「昔のテープでコーラスが入ってなかったんだけど、そこの彼がやってくれたのネ
アリガトウ
」と僕の方を向いているではありませんか
……なんて幸せなひと時を過ごせた思い出の場所デス
で、今回ここを訪れたのは、藤岡弘、さんのファンミーティングの司会をする為だったのデス
午前中に会場入りし、藤岡さんが到着するまでの間、下の階で開催されていた『スーパーフェスティバル』の会場内をぶら〜り 『スーフェス』でこの科学技術館に来るのは、『人造人間キカイダー』２５周年記念出版『キカイダー讃歌』のトークイベントを伴大介さん、池田駿介さんの‟キカイダーブラザーズ”と一緒にやりに来た時以来でしょうか
アラッ、ちょうど２０年振り 節目節目に来ている感じですネェ〜
この日のメインステージは、ちょうど仲良しの‟ニヤニヤブラザース＆シスターズ”の皆さんのトークショーが終わるところだったので、舞台裏で合流し、新年の挨拶（次のイベントの為控えていた雨宮慶太監督にも『宮城ヒーローサミット』以来で会えました）などしつつ、彼らのブースへ 場所を確認してからファンミーティング会場へ戻ろうとしたところへ藤岡さん到着
打ち合わせは、前もって藤岡さんの事務所で行なっていたので、雑談などしていたら、『スーフェス』メインステージでのトークショーの時間となり、会場まで同行。ステージに藤岡さんが登場するや、会場超満員の皆さんから上がる大歓声と鳴りやまぬ拍手
１時間弱のトークショーの後、撮影タイムを経て（上の２点はその時に会場の皆さんと一緒に撮った写真デス
）サイン会に突入
僕の方はファンミまで時間があったので、再び『スーフェス』場内を散策 ‟ニヤニヤ”のブースに遊びに行った後、会いたかったこの人に
約四半世紀の付き合い、なべやかんチャン
僕が交通事故で入院した時、わざわざ見舞いに来てくれたら、予想以上に早く退院した僕と行き違いになったものの、その斜め前の病室にはクレイジーキャッツのリーダー・ハナ肇さんが入院していて、そちらには父上のなべおさみさんが看病で日参していたという不思議な御縁でもあったりします
「ショッカーさんと撮るなら、やっぱりコレで」とライダーポーズで
そして、今回嬉しい出会いだったのが、『帰ってきたウルトラマン』のスーツアクター・きくち英一さん
実は、僕が生まれて初めて観たヒーローショーが、きくちさん御出演の『帰ってきたウルトラマン』ショーだったのデス
放送中、横浜・上大岡にダイエーがオープンした時、開店記念のイベントとして、「ウルトラマンがやって来る」という事で、‟帰マン”＝きくちさんが登場し、途中で着ぐるみを脱いで撮影秘話を話すという、今では絶対に考えられないショーでした 因みに、その翌日は、『スペクトルマン』ショーで、変身前の蒲生譲二こと成川哲夫さんや怪獣Ｇメンのメンバーも登場し、‟スペクトルマン”の上西弘次さんも、ショーの途中で面を外し、「撮影中、苦しい時もあるけど、チビッ子達の笑顔を思い浮かべて頑張ってます」と話されていました。今思えば、夢のような２日間でした きくちさんとは、その後『大戦隊ゴーグルＶ』で、同じ番組に出演しているはいるのですが、僕が撮影に参加し始めた時、イガアナ博士（きくちさん）は倒された後だったので、共演はなりませんでした
その後もいろんな所でニアミスをしているのですが、中々ご挨拶出来ず、やっと落ち着いてお話出来ました
そうこうしている内にイイ感じの時間になったので、ファンミ会場へ。……と、いきなり仁王立ちの本多忠勝公が迎えてくれました
会場内ではレアな展示物が飾られ、しかも写真撮影ＯＫとの事だったので、ファンの皆さんも嬉々として撮られていました
特に此方はレア中のレアな逸品
藤岡さんがこの作品の為にアメリカへ渡って拳銃を扱う訓練をし、本編ではスタントを一切使わず体当たりでアクションにも臨んでいる映画『野獣狩り』のポスター
モチロン、昨年公開された『仮面ライダー１号』の巨大ｐａｎｅｌもステージ横にドド〜ンと飾られていましたよん
さらに会場の一角には、来月誕生日を迎えられる藤岡さんの為に参加者がお祝いメッセージを書いたホワイトボードが
僕も書かせて頂きました
場内満席のファンの皆さんを前に、２年振りとなるファンミーティングの始まり
前回の時は、俳優デビュー５０周年前夜祭という事で、２０１４年の１２月に開催だったのですが（その際も僕が司会を務めさせて頂きました）、２０１５年、デビュー５０周年となった途端、いつも以上に超多忙となり、そのまま２０１６年には、皆さんの知る通り、『仮面ライダー１号』や大河ドラマ『真田丸』の撮影をはじめ、本当にバタバタだったそうですが、そんな中でも、何とかファンクラブの皆さんと会いたいと常々思われていて、それが今回、こういう形で実現しました。楽しくトークした後は、質問コーナー、バースデーお祝いコーナー、藤岡さんから参加者全員へのお年玉プレゼントコーナー、記念撮影、そして締めは、全員で‟レッツゴーライダーキック”の大合唱と、限られた時間の中で、目一杯、ファンクラブの会員さん達と触れ合えて、とても嬉しそうな藤岡さん。退場時には、参加されていたお子さん達の頭を一人一人撫でながらにこやかに次の仕事へと向かわれました 昼間の『スーフェス』に参加された方達もそうだと思いますが、憧れのヒーローに会えて、みんなが幸せになれた一日だったと思います
